
方程式の両辺に同じ操作をしてよいのはなぜ?
先に答え:等しい二つの量へ同じ操作をすれば、結果も等しいからです。ただし情報を失う操作には注意が必要です。
まず、何が不思議なのか
等式の性質は、手順だけを暗記すると「そういう決まり」に見えます。しかし数学の決まりには、前に学んだ定義や計算法則と矛盾しない理由があります。ここでは式と具体例の両方から確かめます。
理由を一段ずつ考える
a=bならa+3=b+3、2a=2bです。天秤の両皿へ同じ重りを載せるイメージと一致します。
大切なのは、結論だけでなく「どの定義を使ったか」「前の行から何をしたか」を言葉にできることです。そうすれば数字や図が変わっても同じ考え方を使えます。
具体例で確かめよう
両辺を0でない同じ数で割る操作は元に戻せます。この「逆操作できる」性質により解を保ったまま式を簡単にできます。
よくある勘違い
両辺を2乗すると余計な解が生じる場合があります。x=-1とx=1は2乗すると同じ1になるため、最後の確認が必要です。
30秒チェック
2x+6=10を最初にどうする? 答えを見る
両辺から6を引き、2x=4にします。
まとめ
- 等しい二つの量へ同じ操作をすれば、結果も等しいからです。ただし情報を失う操作には注意が必要です。
- 公式は結果だけでなく、定義と具体例を往復すると定着します。
- 自分の言葉で理由を説明できれば、暗記から理解へ進めています。
よくある質問
等式の性質について、最初に覚えるべきことは?
等しい二つの量へ同じ操作をすれば、結果も等しいからです。ただし情報を失う操作には注意が必要です。
公式だけ覚えても大丈夫?
計算手順に加えて「a=bならa+3=b+3、2a=2bです。天秤の両皿へ同じ重りを載せるイメージと一致します。」という理由まで理解すると、初めて見る問題にも応用しやすくなります。
同じ単元の関連記事
内容は中学校・高等学校の標準的な数学の定義と性質に基づき、StudyOrange編集部が例題を作成・確認しています。
数学の「なぜ?」を続けて探そう
数と式、関数、図形、確率を単元別にまとめています。
数学のなぜ?図鑑へ