なぜ渡り鳥は迷わず目的地に着けるのか?ナビの仕組み
渡り鳥は、毎年決まった季節になると、何千キロメートルもの距離を飛び越え、正確に目的地へたどり着きます。地図もGPSも持たない鳥たちは、どうやって道に迷わずにいられるのでしょうか。
地球の磁場を感じ取っているという説
渡り鳥の体内には、地球が持つ磁場を感知できる特別な仕組みが備わっていると考えられています。まるで体内にコンパスを持っているかのように、地球の磁場の向きを感じ取ることで、大まかな方角を把握していると考えられているのです。
太陽や星の位置も手がかりにしている
昼は太陽、夜は星を目印にする
渡り鳥は、磁場だけでなく、太陽の位置や、夜空の星の並び方も、方角を知るための手がかりとして利用していると考えられています。渡りをする時間帯や種類によって、鳥たちはさまざまな手がかりを組み合わせながら、進むべき方向を判断していると考えられています。
景色や匂いを記憶している鳥もいる
一部の渡り鳥は、川や海岸線といった地形の特徴を視覚的に記憶していたり、特定の匂いを手がかりにしていたりすることも研究で示されています。生まれつき備わった能力に加え、経験による学習も、正確なナビゲーションを支えていると考えられています。
まとめ
渡り鳥が迷わず目的地にたどり着けるのは、地球の磁場を感じ取る能力、太陽や星の位置、地形や匂いの記憶といった、複数の手がかりを組み合わせて方角を判断しているためだと考えられています。小さな体の中に、精巧なナビゲーションシステムが備わっているのです。
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