なぜ人は夢を見るのか?脳科学からみる夢の役割
現実にはありえない出来事や、懐かしい人との再会など、眠っている間に見る夢は、時にとても鮮明で不思議な体験です。なぜ人は夢を見るのでしょうか。
眠りの浅い時間帯に夢を見やすい
睡眠には、体は休んでいても脳が活発に働いている「浅い眠り」の時間帯があり、この時間帯に夢を見やすいことが知られています。脳が活動を続けているからこそ、映像のような体験として夢が生み出されると考えられています。
記憶の整理をしているという説
日中の出来事が組み合わさって夢になる
有力な説の一つに、夢は脳が日中の記憶を整理し、重要な情報とそうでない情報を仕分けする過程で生まれるというものがあります。日中に経験した出来事の断片が、記憶の整理の過程でランダムに組み合わさることで、現実にはありえない不思議なストーリーが作られると考えられています。
感情を処理する役割があるという説も
もう一つの説として、夢は日中に感じた強い感情を、脳が処理し落ち着かせるための働きを担っているという考え方もあります。ストレスの多い時期には、印象的な夢を見やすくなるという指摘もあり、夢が心のバランスを保つ役割を果たしている可能性が議論されています。
まとめ
夢を見る理由については、記憶の整理や感情の処理といった、いくつかの仮説が考えられていますが、まだ完全には解明されていません。不思議な夢を見た朝は、その夢が脳の中で行われていた作業の一部だったのかもしれない、と考えてみるのも面白いかもしれません。
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