なぜ「見たいものだけ見る」という心理が起こるのか
自分の考えに合う情報ばかりが目につき、反対の意見はなんとなく読み飛ばしてしまう——そんな経験に心当たりはありませんか。なぜ人は、「見たいものだけ見る」ようになってしまうのでしょうか。
自分の考えを支持する情報に安心感を覚える
人は、自分がすでに持っている考えや信念を裏づける情報に触れると、安心感や納得感を得やすいとされています。逆に、自分の考えと矛盾する情報は、心の中に居心地の悪さを生み出しやすいため、無意識のうちに避けてしまう傾向があります。この現象は「確証バイアス」と呼ばれています。
情報があふれる時代だからこそ強まりやすい
選べる情報の量が偏りを助長する
インターネットやSNSでは、非常に多くの情報の中から、自分の興味や関心に合ったものを選んで見ることができます。選択肢が多いほど、自分の考えに合う情報だけを選び取ることが容易になり、確証バイアスがさらに強まりやすい環境になっていると指摘されています。
あえて反対の意見に触れる習慣が有効
確証バイアスを完全になくすことは難しいですが、意識的に自分と異なる意見にも目を通す習慣を持つことで、偏りを和らげることができます。「自分の考えと違う情報こそ、一度は目を通してみる」という姿勢が、バランスの取れた判断につながります。
まとめ
「見たいものだけ見る」という心理は、自分の考えに合う情報に安心感を覚える確証バイアスによるものです。情報が豊富な時代だからこそ、意識的に異なる視点にも触れる習慣が、偏りのない判断力を保つ助けになります。
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