著者: StudyOrange編集部 | 公開日: 2026年7月18日 | 読了時間: 約5分

なぜ火山は噴火するのか?地下のマグマの仕組みを解説

普段は静かにそびえている山が、突然噴煙を上げたり溶岩を噴き出したりする——火山の噴火は、なぜ起こるのでしょうか。地下で起きていることを見ていきましょう。

地下には高温でドロドロに溶けたマグマがある

地球の内部は非常に高温で、岩石が溶けてドロドロの状態になった「マグマ」と呼ばれる物質が存在しています。このマグマは地下深くにたまっており、周りの岩盤よりも軽い性質を持っているため、少しずつ地表に向かって上昇しようとする力を持っています。

圧力が高まると、マグマは地表に噴き出す

ガスの膨張が噴火の引き金になることも

マグマの中には、水蒸気や二酸化炭素などのガスが溶け込んでいます。マグマが地表に近づき圧力が下がると、このガスが泡のように膨張し始めます。炭酸飲料のふたを開けると泡が一気に噴き出すのと似た仕組みで、マグマの中のガスが急激に膨張することが、噴火の勢いを生み出す大きな要因になっています。

噴火の規模はマグマの性質によって変わる

マグマの粘り気(ねばりけ)の強さによって、噴火の様子は大きく変わります。サラサラしたマグマは比較的穏やかに流れ出しますが、粘り気の強いマグマはガスを内部にため込みやすく、圧力が限界に達したときに激しい爆発的噴火を起こしやすいとされています。

まとめ

火山の噴火は、地下のマグマが上昇し、内部に溶け込んだガスが圧力の低下によって膨張することで起こります。マグマの性質によって、穏やかな噴火にも、激しい爆発的噴火にもなりうる、地球内部のダイナミックな活動の表れなのです。

タグ: 自然科学 火山 地球 なぜシリーズ

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